2013/07/15

新しいことを選ぶ基準を取り込んでみる


何かを選ぶ時
自分の中にある基準を使うと思います。
いつもと同じ選択をすれば
いつもと同じ結果を生みます。
いつもの私が選べば
また安心した
自分が知っている私が結果としてここにいます。

いつもの何気無い選択は
実は千差万別で誰とも一緒ではありません。
それが大衆的一般基準とは限らないのです。
さらにその基準が正しいかどうかの
そんな判断は誰もできません。

例えば
新しい世界へ行きたい気持ちが芽生えたとしましょう。
でもあなたの選択基準が変わらないと
また同じ選択をし
あなたはまた同じ世界を生きることになります。
そしてこう言うかもしれません。
所詮、私の人生はこうなんだ。
と。

え?!
自分でいつもの選択したのに
まるで檻の中から出れないみたいなことを
言うのはちょっと違いませんか?
出るチャンスはあったでしょう?
あなたは今の世界を選んだから
今の世界にいるだけだという事に全く気づかず
さらに檻も自分でこしらえたってことにも気づいていない
それでいて自分の不自由さを自慢している
こういうことがたくさんあって驚きます。

でもなかなか新しいもの選ぶことは
難しく思うのも事実です。
まずそれを選ぶ基準がないのと
未知のものへは不安や心配が
勝手について来る感じがあります。
いつもの慣れ親しんだものは
結果が想像できるので安心です。
でもいつもとは違う選択に悩むということは
何かそういうタイミングが来たんだと思うのです。
だからこそ勇気を出して
新しい選択をすることは重要です。
新しい基準を設けて。

新しい基準、考え方を取り入れるのもまた
簡単なことではないです。
例えば、こういう時はこうだ!という考え方は
長い人生の中で構築されてきました。
いきなりぶっ壊すなんて
人によっては
アイデンティティの崩壊を叫ぶかもしれませんね。

でも実は簡単です。
新しいものを取り入れる前に
自分にあるいらない考え方、基準を捨てるのはどうでしょう?
これ嫌だな、って思うものなら
捨てるのは簡単だと思います。
山で高度が上がり酸欠になるのを防ぐ為に
息を吐くことに意識を集中させなさい
とか
体の中と外の気圧を同じにする為に
とにかく排出を促す為に水分をたくさんとる
なんてことを聞いたことがありますが
それに似た感じかもしれません。
体は空気を吐けば勝手に吸ってくれますし
水分を出せば勝手に気圧調整をしてくれるのです。
なんと素晴らしい自動機能でしょう!
つまりあなたに詰まった選択基準や考え方を出して
スペースをつくれば
次の新しい選択基準や考え方が入るのです。
そしてゆっくりとあなたが心地よいと思う
選択基準や考え方を意識的に取り込んでみましょう。
よく自分を見ると多くの選択基準や考え方は
無意識に構築されたもの
アクシデントなどがきっかけのものが多いと思います。
それらが今の自分にマッチしているかは精査してみてください。

もう1つ効果的なのは
幸せな選択基準や考え方を持っている人と
一緒に過ごす時間を長くすることです。
ちょっとしたことの選択やそれからの行動が
幸せの1ピースだということがよくわかります。
そうすると自然と幸せな選択基準が身につくと思います。

この文の考え方すら
ちんぷんかんぷんの人もいらっしゃることでしょう。
でも、もし何かの選択をすることに悩んだら
この文に帰ってくるのもいいかもしれませんね!